「GKのミスを引き寄せた」 復帰の香川、先制弾を呼ぶ強烈ヘッドに海外メディアも着目
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香川のヘディングシュートがセーブされたこぼれ球をプリシッチが押し込んで先制
ドルトムントのMF香川真司は現地時間10月31日、DFBポカール2回戦のウニオン・ベルリン戦に先発出場し、ゴールに絡む活躍を見せた。120分に及ぶ激闘の末にドルトムントが3-2で勝利したが。海外メディアも香川がチャンスシーンを伝えている。
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9月26日に行われたブンデスリーガ第5節ニュルンベルク戦(7-0)以来の出場となった香川は、4-2-3-1システムのトップ下に配置された。試合序盤に敵陣ボックス前で華麗なターンを見せるなど、ブランクを感じさせないキレのある動きを披露。そして、先制点のきっかけも作ってみせた。
0-0で迎えた前半40分、左サイドからMFマフムド・ダフードがクロスを上げると、マークを振り切った香川が打点の高いヘディングで合わせる。相手GKに弾き出されるも、詰めていたアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが押し込み、先制に成功した。
ゴールラインを割るまであと一歩のヘディングシュートとなったが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版は「シンジ・カガワがゴール前のかなりの近距離からヘディング弾を放った」と速報。スペイン紙「マルカ」も「カガワは慎重なヘディングを見せた。この日本人はボールを上手く叩き付けたが、GKに触れられ、ラインを超えることはなかった」と伝えている
ドルトムント専門メディア「BVB BUZZ」も、「シンジ・カガワのヘディングが引き寄せたGKのミスをプリシッチがモノにし、ドルトムントにとって重要なゴールを奪った」と振り返っていた。香川としては自身のゴールとして目に見える結果を残したかったところだが、ゴールに絡んでチームに流れを呼んだ点ではひとまず合格点と言えるだろう。