レアル中井卓大のU-15日本代表デビューをどう見た? 森山ジャパン戦士の“ピピ評”
小学校時代からの友人である勝島は「彼のドリブルは相手を引きつける」と称賛
今回、世代別の日本代表に初招集されたMF中井卓大(レアル・マドリード カデーテA)は、小学校時代からの友人だ。U-15代表では7月の中国遠征にも参加している代表の“先輩”勝島の存在もあって、中井はすぐにチームに馴染むことができた。久々に一緒にピッチに立った幼馴染について、「中井選手には驚かされるところがあります。自分に持っていないものを持っているので刺激をもらっている」と語った。
「彼のドリブルは相手を引きつける。絶対にフリーになる選手ができるので、(今日の試合も)それで生まれた得点だと思います」
勝島と中井は普段からSNSで連絡を取り合い、お互いを励まし合っている。二人とも夢はA代表の選手になってワールドカップに出場すること。勝島は世界の舞台で得点を挙げるのが目標だ。
そして2点目は後半18分、中井と同じく今回が代表初招集のMF中村仁郎(ガンバ大阪Jrユース)の右サイドからのフリーキック(FK)をDF諏訪間幸成(横浜F・マリノスJrユース)がヘディングで押し込んだ。
諏訪間のヘッドをピンポイントでとらえた中村の見事なFKには秘策があった。「相手は言葉が通じないんで、(日本語で)『ここに蹴るよ!』と言っといた(笑)。ちょうど狙いどおりに行って良かったです」