レアル中井卓大のU-15日本代表デビューをどう見た? 森山ジャパン戦士の“ピピ評”
オーストリア戦で先制点を奪った勝島は世界を実感「足が伸びてきてやりにくかった」
フランス遠征中のU-15日本代表は現地時間10月30日、「バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2018」初戦でオーストリアU-15代表(40分ハーフ)に2-0で勝利し、幸先の良いスタートを切った。前半終了間際の39分、先制点を挙げたのはFW勝島新之助(京都サンガF.C. U-15)だった。
「今日の試合で僕がチャレンジしようと思ったのは、最初は相手にとっても敵の陣地でプレーすることは怖いと思うので、僕がディフェンスの裏に抜け出して相手をビビらせるという作戦でいきました。自分のスタイルは、ゴールに向かう仕掛けのところなので、それを出せたらいいな、と」。
勝島はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスを目標としているという。試合中には、自分の目の前に来たボールに、オーストリアの選手が信じがたいリーチで足を伸ばし、インターセプトされた場面もあったが、“世界”と対峙した収穫を口にした。
「日本やアジアでは足が伸びてこないところでも、オーストリアの選手は伸びてきてやりにくかったです。(それを経験したことで)今後の準備は大事になってくると思う」と収穫を話した。