ロペテギ監督解任のレアルに“追い風”!? 贔屓紙が監督交代シーズンの“優勝率”を主張
ソラーリ暫定監督が就任 過去に監督交代シーズンでタイトルを獲得したのは16回中8回
レアル・マドリードはエル・クラシコで1-5と惨敗したことにより、フレン・ロペテギ監督の解任とサンティアゴ・ソラーリ暫定監督の就任を発表した。現時点でレアルはリーガ・エスパニョーラ9位とリーグタイトルに黄信号が灯りつつあるが、贔屓紙である「マルカ」は敢えてポジティブな空気を作ろうとしている。
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それは「シーズン途中に監督交代が起きた時、タイトルを獲った回数」である。同紙によると、不振や指揮官の健康状態によってシーズン途中に監督交代が起きたのは計16回あった。しかしそこは常勝クラブと言うべきか、そのうち8シーズンでタイトルを獲得しているとの報じ方をしている。そして途中交代で就任した面々には、その後クラブ史に残る名将になった人物も多い。
古くは1960年代の黄金期を築き上げたミゲル・ムニョス氏。1959-60シーズンに病気によって退任したルイス・カリニージャ氏を継いだが、その後16シーズンにわたって白い巨人の指揮を執り、9度のリーガ制覇や2度のUEFAチャンピオンズカップ制覇などを達成した。
レアルの代名詞となった“銀河系軍団”で指揮を執ったビセンテ・デルボスケ監督も“緊急登板”を複数回経験している。1993-94シーズンにはベニート・フローロ監督、95-96シーズンにはホルヘ・バルダーノ監督の後任を務めたものの、この際は無冠に終わった。しかし99-00シーズンにジョン・トシャック監督の後を継いだ際には、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇。その後の黄金期の礎とした。
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