ユナイテッドFWラッシュフォードは「恵まれた選手」 モウリーニョ監督&OBが称賛
モウリーニョ監督は「爆発する機会を得ている」と分析
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは、10月31日に21歳を迎えたばかりだが、2016年にクラブでトップチームデビューを果たしてからの2年間で、UEFA大会出場や代表チームでプレーするなど、フットボーラーとしてのキャリアは右肩上がりだ。ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督も、そんな若き才能に称賛の言葉を贈っている。クラブの公式サイトが伝えた。
ラッシュフォードは2016年2月のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦ミッティランとの第2戦(5-1)でデビューを果たし、この試合で2ゴールを決めた。同年5月には代表デビューも果たし、今年6月に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)前の親善試合コスタリカ戦(2-0)ではゴールやスキルで勝利に貢献。本大会初戦のチュニジア戦(2-1)でW杯デビューも飾った。
モウリーニョ監督は、ここまで目覚ましい活躍を見せる“背番号10”が「キャリアにとって、ポジティブな意味で“爆発”する機会を得ている」とし、その機会は誰でもが得られるものではなく、同世代と比べて「恵まれている選手」と表現した。
「20歳の選手のなかには、トップチームでの経験がない選手もいる。トップチームに選ばれたとしても、そのほとんどはシーズンを通して数分と出場機会は多くない。だが、マーカス・ラッシュフォードはここ2年間で、チームメイトの誰よりも試合に出場している。W杯、CLで2シーズン、EL決勝、FAカップ決勝2回、そしてリーグカップ決勝。彼は恵まれた選手で、まだまだ成長できる機会がある」
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