鳥栖FWトーレスの獲得に執念? 豪シドニーFCに新たな動きと伊メディア報道
今夏、トーレス争奪戦に参加していたシドニーFCがいまだ獲得を諦めず?
今夏、アトレチコ・マドリードからJ1サガン鳥栖へ加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスに対して、争奪戦に参加していたオーストラリアのシドニーFCはいまだ獲得を諦めていないという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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トーレスは欧州のシーズンが終わる6月30日までアトレチコの契約選手だったが、4月時点で退団が発表された。その後、アメリカや中国、オーストラリアを含むチームとの争奪戦となり、今年7月に鳥栖への加入が決まった。
そうしたなかで、先日開幕したオーストラリア1部シドニーFCはトーレスを獲得するために新たな動きを見せている。ドイツの移籍専門サイト「transfermarkt」では、トーレスの契約は2019年12月31日までとされ、両者の合意があれば1年の契約延長オプションとされている。そのため、トーレスを鳥栖から獲得するには移籍金が必要となる。
一方で、鳥栖は厳しい残留争いの渦中にある。今季のJ1とJ2の入れ替えは、J2の町田ゼルビアがリーグ2位以内に入るかどうかで自動降格するチーム数が変化するが、基本的にはJ1リーグ17位と18位の2チームが自動降格、16位チームがJ2クラブとの入れ替え戦に臨む。現在の鳥栖は勝ち点33で柏レイソル(17位)と並ぶが得失点差で上回り、入れ替え戦に回る16位となっている。
鳥栖はすでに天皇杯を敗退し、リーグ戦でJ1残留に全力を尽くす状況だ。厳しい戦いを強いられているなか、目玉選手であるトーレスの動向も注目されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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