存在感なきミラン本田の今季開幕戦 伊紙が「幽霊のようだった」と酷評
中盤をせき止めたダム
「コリエレ・デロ・スポルト」は5点と厳しい評価となっている。「前線で少ししか見られなかった。中盤でダムと なっていた」と、寸評ではトップ下として期待された決定的なプレーをできなかったことを批判された。
ディエゴ・ロペス、デシリオ、MFボナベントゥーラの3人が6点と及第点を手にしている。本田はDFロマニョーリ、サパタ、MFベルトラッチ、デヨング、FWアドリアーノと並ぶ評価だった。
「トゥット・スポルト」は「カリニッチは予測不能。本田は幽霊」という見出しでフィオレンティーナのストライカーをたたえ、本田を酷評した。採点でも、4.5点と明確な落第点を付けている。寸評でも「フランキ・スタジアムで幽霊のようにそよぐ。エリーが退場しなかったとしても交代はふさわしかった」とバッサリと斬られている。
イタリア語で幽霊を意味する「ファンタズマ」は、特に音が似てい るファンタジスタが見せ場なく終わった場合に用いられる批判のキーワードでもある。本田に存在感がなかったと厳しく分析している。
次節の29日のエンポリ戦はホーム開幕戦。前半途中でピッチを後にした本田は、名誉挽回のチャンスを手にできるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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