存在感なきミラン本田の今季開幕戦 伊紙が「幽霊のようだった」と酷評
寛大と評価するメディアも
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、23日のセリエA開幕戦敵地フィオレンティーナ戦でトップ下として先発出場したが、DFの退場処分に伴い、前半39分に交代を命じられた。イタリア地元紙は劣勢の中、ボールを受けに中盤まで下がった背番号「10」のプレーを「寛大」と評価する一方で、見せ場ゼロに終わったことから「幽霊」とも酷評した。試合は0-2で敗れている。
地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は負けた試合で平均的となる5.5点を本田に与えた。
「ボールを受けにかなり下がっていた。彼の寛大さはミランが攻撃に出られない困難さを表していた。退場の後、犠牲になった」
トップ下で先発した本田だが、劣勢を強いられる中、前線で効果的なプレーを見せるチャンスもなかった。ジリジリとポジションを下げてビルドアップのサポートに入ったが、奏功せず。エリーの二枚目のイエローカードによってDFサパタと交代でピッチを後にした。
本田はこの試合でドリブル突破の回数はゼロ回。シュート0本。パスは10本とほとんど仕事をさせてもらえなかった。
最低点は退場したエリーの4点。FWバッカは4.5と落第点を付けられた。守護神ディエゴ・ロペスは2失点にもかかわらず、7点の高評価。DFデシリオも6点で続いた。
page1 page2