ロペテギ監督解任を受け、クラブOBのBチームの監督だったソラーリ氏が昇格

　レアル・マドリードは現地時間30日、フレン・ロペテギ監督の解任とサンティアゴ・ソラーリ暫定監督の就任を発表した。クラブ史に残る不調と解任劇に揺れるなか、ソラーリ暫定監督は会見を実施。翌日に控えたスペイン国王杯に向けての意気込みとともに、かつてタイトルをもたらし続けたジネディーヌ・ジダン元監督についての言及もしている。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場！

「私は今回の挑戦が嬉しいし、前向きに捉えているよ。レアル・マドリードでの仕事は、どのレベルにせよ偉大な挑戦でなおかつ美しい仕事だ。私は選手だった時、このユニフォーム、他人のために汗をかいてきた。マドリードの偉大さは我々を超えて、しかし同時に我々もそのなかに含まれているからこそ、ここで働くことは素晴らしいことだ」

　クラブ公式サイトによると、ソラーリ暫定監督はこのように所信表明を切り出した。同氏はいわゆる“銀河系軍団”と呼ばれた2000年代のレアルにおいて、貴重なバックアッパーだった。自らが率いた練習初日後、「誰もネガティブになっていない。彼らは傷ついていたが、勝利を取り戻したがっている。ここはチャンピオンで戦士たちのチームで、クラブのために戦うチームなのだ」と、チーム全体に闘争心を再注入することを約束している。

　その一方で付きまとうのは、数々のタイトルをもたらしたジダン元監督の存在だ。現役時代はジダンの控え、そして監督としてもジダンと同じくBチーム監督から昇格と似た経歴をなぞるため、ジダンについての質問が飛んだ。しかし、本人はこのように話している。