メッシと、C・ロナウドのPK成功率を比較 勝ったのは?

今季開幕戦でPK失敗

 リオネル・メッシは今季リーガ・エスパニョーラ開幕戦となるアスレチック・ビルバオ戦の前半31分に得たPKをGKゴルカ・イライソスに防がれてしまった。DFダニエウ・アウベス、MFセルジ・ブスケッツが負傷交代するなど苦しんだバルセロナだったが、試合はFWルイス・スアレスのゴールによって1-0で辛勝。スペイン・スーパーカップで2戦合計5-1と圧倒されたビルバオに雪辱を果たし、連覇に向けて白星スタートを切った。
 
 スペイン地元紙「スポルト」によると、メッシにとってバルセロナでの通算63本目のPKで、うち失敗は14となった。PK成功率は77.7パーセントと、世界的名手のメッシにしては、 やや意外にも感じられる数字だ。
 メッシは2010-11シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・パナシナイコス戦、2011-12シーズンのセビージャ戦、そして2014-15シーズンのレバンテ戦と、それぞれ今回同様シーズン最初のPKを失敗している。
 またスペイン地元紙「アス」では、これを受けてレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドのPK成功率について紹介している。このポルトガル代表のスターはレアルで過去64本のPKを蹴り、57本成功。失敗は7本で成功率はメッシを上回る約89パーセントを記録した。
 
 共にリーガの得点王を3度ずつ受賞。近年はバロンドールでも常に激しい頂上決戦を繰り広げてきた。常にライバルとして取り上げられることの多い2人だが、PKの成功率では以外にも大きな 差がつく結果となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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