ハメス代理人が冬の移籍を画策? ユベントスに熱烈な売り込みと独誌報道
C・ロナウドを顧客に持つメンデス氏、パイプを生かし移籍を実現させるか
バイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの代理人、ジョルジュ・メンデス氏が、イタリア王者ユベントスに対して熱烈な売り込みをかけているという。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が報じている。
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ハメスは今季終了まで、スペインの強豪レアル・マドリードからの期限付き移籍契約が残っている。バイエルン側は買い取りオプションの行使を含め、全ての結論を今季終了後に行いたい意向を持っているとされる一方で、ハメス側は来季からではなく冬の移籍市場での移籍を含めて将来を確定することを望んでいるという。
そのなかで、メンデス氏が熱烈な売り込みをかけている先がユベントスだという。今季からユベントスにはFWクリスティアーノ・ロナウド、DFジョアン・カンセロといったメンデス氏の顧客であるポルトガル代表選手たちが加入。ユベントスとの関係が強化されていることで、その売り込み先としては自然だ。
また、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、このニュースを受けて「ユベントスはあと一人ワールドクラスの選手を補強すればチームが完成に近づくという考えを持っている」と、現状のラインナップに加えて一人の補強はあり得るとしている。
ユベントスは今季、前線ではロナウドに加えてアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ、元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ、イタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキ、コロンビア代表FWフアン・クアドラードといったメンバーが起用されている。そのうち、ベルナルデスキとクアドラードは他のポジションで起用されることもある。あるいは、インサイドハーフでハメスを起用する余地もあるのかもしれない。
以前にはユベントスの首脳陣に対して、ロナウドがハメスの獲得を進言したという報道もあった。いずれにせよ、移籍にはレアルとバイエルンの2クラブを含めた交渉が決着することが条件となる。冬の移籍市場までにメンデス氏は、その複雑な交渉のテーブルにユベントスを引っ張り出すことができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)