レアル中井卓大が世代別代表デビュー! フランス遠征初戦のオーストリア戦で途中出場
30日の「バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2018」初戦でピッチに立つ
フランス遠征中のU-15日本代表は、現地時間30日に「バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2018」の初戦でU-15オーストリア代表(40分ハーフ)と対戦。今回初めて世代別の日本代表に選出された、レアル・マドリードの下部組織カデーテA(U-16)に所属するMF中井卓大は前半34分からピッチに立ち、待望の代表デビューを果たした。
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“ピピ”の愛称で知られる中井は、UEFAチャンピオンズリーグで最多13回の優勝を誇る“白い巨人”の下部組織に11歳から加入。昨年インファンティールA(U-14)からカデーテB(U-15)に昇格した際には、チームメイト8人が足切りに遭っていた。そして今夏、世界最高峰の逸材がひしめく狭き門を突破し、新シーズンはU-16年代のカデーテAに昇格していた。
スペインメディアでも中井のポテンシャルは高く評価され、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は以前、ユベントスに移籍した元スーパーエースと比較し、「クリスティアーノ・ロナウドよりも重要」と将来的な伸びしろを称賛していた。
今回、U-15日本代表のフランス遠征メンバー18人に入り、世代別の日本代表に初選出。チームは30日から始まる「バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2018」に参加するなか、初戦のU-15オーストリア戦にMF遠山悠希(京都サンガF.C. U-15)の負傷を受けて前半34分からピッチへ。スペインの名門バルセロナに所属していたFW久保建英(横浜F・マリノス)と比較される15歳の逸材“ピピ”が、ついに日の丸を背負って代表デビューを果たした。出場から5分後、中井が右サイドでボールキープしてMF豊田晃大(名古屋グランパスU-15)にパス。その豊田からのパスをFW勝島新之助(京都サンガF.C. U-15)が決めて日本が先制した。さらに後半に1点を追加し、最終的に2-0で日本が勝利を手にしている。
オーストリア戦先発出場メンバーは以下の通り。
GK
彼島 優(FC東京U-15深川)
DF
大石稜也(明徳義塾中)
諏訪間幸成(横浜F・マリノスJrユース)
松木玖生(青森山田中)
石井玲於奈(FC東京U-15深川)
MF
遠山悠希(京都サンガF.C. U-15)
山根 陸(横浜F・マリノスJrユース)
中村仁郎(ガンバ大阪Jrユース)
豊田晃大(名古屋グランパスU-15)
FW
勝島新之助(京都サンガF.C. U-15)
野澤零温(FC東京U-15深川)
(FOOTBALL ZONE編集部)