首位ドルトムントOBが警告、王者バイエルンの反転攻勢を予期 「彼らは反撃してくる」
元独代表MFケールが展望 古巣ドルトムントとタイトル争うバイエルンを警戒
ブンデスリーガで首位に立つドルトムントのレジェンドである元ドイツ代表MFセバスティアン・ケールは、難しい状況が続いているバイエルン・ミュンヘンが「反撃」に出てくることを予期し、古巣にタイトル争いのライバルになることを警告した。衛星放送「FOXスポーツ」が報じた。
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今季のバイエルンはニコ・コバチ新監督の下で開幕4連勝と最高のスタートを切ったものの、その後3試合未勝利が続くなど、なかなか波に乗り切れずにいた。だが、ここにきてヴォルフスブルク戦(3-1)とマインツ戦(2-1)に連勝し、UEFAチャンピオンズリーグでもAEKアテネに2-0と勝利。短いスランプを切り抜け、公式戦3連勝と再び勢いに乗ろうとしている。
一方、ドルトムントはルシアン・ファブレ監督の下、ハイパフォーマンスを続けており、リーグ戦ではいまだ負けなしとバイエルンに2ポイント差をつけて首位に立っている。
そんな状況を踏まえながらドルトムントのレジェンであるケール氏は、苦しい時期が続いたバイエルンに依然として好印象を持っていることを明かし、11月10日に行われる直接対決でドルトムントが勝利したとしても、バイエルンが最後まで優勝を争うライバルになるであろうと英衛星放送局「スカイ」に語っている。
「今、バイエルンが抱えている課題は、シーズンが終わるまで続くことはないだろう。彼らは反撃してくるだろうし、タイトルのために一番になろうとしてくる。彼らは何も変わらないはずだ。まだまだ長い道のりを歩んでいかないといけないね」
首位にこそ立っているドルトムントだが、バイエルンが反撃してくると古巣に警告したケール氏。レジェンドの言葉に背中を押され、ドルトムントはさらに勝ち星を積み上げていくことはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)