「最後にどこへ着地するかが大事。思い出に浸るのはシーズンが終わってからでいい」

　湘南はルヴァンカップ決勝の余韻に浸るのもそこそこに、翌28日にはリカバリーに努めたスタメン組以外は2時間近い練習でみっちりと汗を流した。中2日で30日に対戦するジュビロ磐田は、15位と残留争いをするライバルの一つ。直接対決は絶対に落とせないだけに、高山も「優勝の実感はもうない」と先を見据える。

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「曺さんも優勝はゴールじゃないと言っていました。優勝した自信はしっかり持って、でもそこで過信するんじゃなくて、いつも通りのサッカーをすれば必ず良い結果はついてくる。あと1カ月でリーグも終わるし、混戦なので、逆に連勝したら上も見えてくる。最後にどこへ着地するかが大事。思い出に浸るのは、シーズンが終わってからでいいと思います」

　ルヴァンカップ優勝の喜びを胸にしまい、湘南のキャプテンはリーグ戦残り5試合を全力で駆け抜ける。