レアル英雄FW、迷走する古巣の現状に嘆き節 「我々はすべてを失ってしまった」

元レアル・マドリードのエミリオ・ブトラゲーニョ氏【写真:Getty Images】
元レアル・マドリードのエミリオ・ブトラゲーニョ氏【写真:Getty Images】

“エル・クラシコ”で宿敵バルサに1-5大敗、ブトラゲーニョ氏が厳しい見解

 レアル・マドリードは現地時間28日、リーガ・エスパニョーラ第10節で宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”に臨み、1-5で大敗を喫した。試合後、衛星放送「ビーイン・スポーツ」に出演したレアルのレジェンドで元スペイン代表FWエミリオ・ブトラゲーニョ氏は、チームのパフォーマンスについて「我々はすべてを失ってしまった。バルサを祝福し続けなければならない」と嘆いた。

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 今夏にジネディーヌ・ジダン監督やポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)らがチームを離れたレアルは、新たにフレン・ロペテギ監督を招聘。しかし、ここまでリーグ9位と不振が続いており、ライバルであるバルセロナとの“エル・クラシコ”で屈辱的な完敗を喫した。この結果、翌29日にロペテギ監督は解任された。

 バルセロナ戦後に「ビーイン・スポーツ」に出演したブトラゲーニョ氏は、「試合が終わって、結果として非常に難しいものとなってしまった。誰にとっても最悪な夜だ」と、チームの低調なパフォーマンスに厳しい意見を浴びせた。

「我々は幸せではない。マドリードのすべてのファンにお詫びを申し上げなければならない。我々はすべてを失ってしまった。バルセロナを祝福し続けなければならないね」

 レジェンドから厳しい言葉を浴びせられたレアルは、ここから本来の力を取り戻すことができるのか。クラブOBであるサンティアゴ・ソラーリ氏が暫定的に指揮を執るなか、今後の動向に大きな注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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