「脳に衝撃」 ネイマールの圧巻3人抜き“ジグザグドリブル”に反響「フェスティバル」
前後を3人に囲まれるなか、2人をかわして最後は鮮やかに股抜きを披露
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間28日のリーグ・アン第11節で強豪マルセイユを2-0で破り、首位をキープした。途中出場したフランス代表FWキリアン・ムバッペが決勝弾をマークすれば、ブラジル代表FWネイマールも1アシストで存在感を示したが、試合中に見せた3人抜きのドリブルが「フェスティバル」「脳に衝撃を与えた」と話題を呼んでいる。
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PSGは敵地でのマルセイユ戦、0-0のまま膠着状態が続いた試合を動かすべく、後半17分にムバッペを投入。19歳の神童はその3分後に、カウンターで高速ドリブルからゴールを陥れて先制。さらに、後半アディショナルタイムにはスルーパスに抜け出したネイマールがペナルティーエリア左から中央に折り返し、最後はドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーがダメ押しゴールを奪い、2-0で勝利を飾った。
得点に絡んだネイマールだが、後半11分にも見せ場はあった。ペナルティーアーク後方でグラウンダーの縦パスを左足でトラップすると、そのまま相手ゴール目がけてドリブルを開始。進行方向で相手マーカー1人が待ち受けるだけでなく、後方からも2人が追いかけてきて計3人に囲まれるなか、右足裏でボールを巧みに操り、右から左にボールを移動させると、ダブルタッチのように切り返してマルセイユDFモルガン・サンソンの股を抜き、完全にマークを剥がしてみせた。
左足のシュートはわずかに枠を外れてゴールはならなかったが、目にも止まらぬ“ジグザグドリブル”に、PSG公式ツイッターは「56分:ネイマールのフェスティバル」と速報。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」のコンテンツ・プロデューサーを務めるカンビ・タンディ氏も、ツイッターで「ネイマールのこのスキルは私の脳に衝撃を与えた」と称賛した。
リーグ戦のゴール数では後輩のムバッペにリードを許しているが、ネイマールは改めてそのテクニックがリーグ・アンで突出していることを証明している。