ミラン本田開幕戦で前を向けず不発 … 味方退場で前半39分で途中交代
ミハイロビッチ新監督の初陣はフィオレンティーナに0-2完敗
ACミランの日本代表FW本田圭祐は23日のセリエA開幕戦敵地フィオレンティーナ戦でトップ下で先発出場を果たしたが、前半39分の味方DFの退場処分により途中交代を命じられる不完全燃焼な初戦となった。試合は2-0でミランが敗れた。
ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督とフィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督はともに今季就任し、現役時代にセリエAで活躍した名手。初陣で勝利を目指す一戦になった。 3バックで臨んだフィオレンティーナは、シンプルにミラン最終ラインの裏を突く攻撃を見せる。ミランはロマニョーリとエリーの若い2人をセンターバックコンビとして開幕戦のピッチに送り込んだが、序盤から応対がやや不安定。GKディエゴ・ロペスのフィードも精度を欠き、ミランがいい形でボールを前に運べない。ミランはペースを失った。
15分、ミランはバッカが敵陣でボールを奪うとドリブルで持ち込んでシュートを放ったが、有効な攻撃の形は作れず。本田は最終ラインからボールを引き出そうとポジションを下げてパスを受けるが、背後からのプレッシャーに前を向いたプレーを披露できなかった。
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