ブレーメンFW大迫、反転シュートから“時間差弾” 会場一時騒然も「VARはイエス判定」

レバークーゼン戦で今季2点目を決めたブレーメンFW大迫【写真:Getty Images】
レバークーゼン戦で今季2点目を決めたブレーメンFW大迫【写真:Getty Images】

CKのこぼれ球から大迫が倒れ込みながらの一撃 当初オフサイド判定もVARでゴール認定

 日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンは現地時間28日のリーグ第9節レバークーゼン戦で2-6と敗れたが、大迫は後半に今季2点目を決めた。反転シュートからの一撃でネットを揺らした大迫だが、オフサイド判定から時間差でゴールが認められ、海外メディアは「VARはイエス判定」「技術の介入でゴールが認められた」と報じている。

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 ブレーメンは序盤から苦しい戦いを強いられた。前半8分に先制点を献上すると、同38分、同45分と続けざまに失点して0-3で後半を迎えた。だが後半15分、40歳の元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロが1点を返して反撃の狼煙を上げると、直後の同17分に大迫が魅せた。

 ブレーメンがCKを獲得し、その流れからこぼれ球に反応した大迫が倒れ込みながら左足で反転シュートを放ってネットを揺らした。大迫はゴールにガッツポーズを見せるが、すぐさま困惑の表情を浮かべる。副審がオフサイドを示す旗を上げており、ノーゴールかと思われた。しかし混戦でのプレーにVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での確認が入り、最終的に相手が触ったボールに大迫が反応していると判断され、オフサイドは取り消されて時間差でのゴール認定となった。

 衛星放送「DW sports」の公式ツイッターは「VARはイエス判定」と大迫の一撃を伝えれば、衛星放送「FOXスポーツ」アルゼンチン版の公式ツイッターも「オオサコが押し込むも副審が旗を上げた。しかし技術の介入で取り消され、最終的にゴールを認めた」と言及。さらに同「FOXスポーツ」ブラジル版の公式ツイッターも「VAR検証でゴーーール! オオサコがゴールし、VAR判定で認められるのを待ち、抱擁のために走った」と記している。

 大迫の一撃で2-3と1点差に詰め寄ったブレーメンだったが、そこから3失点を喫し、最終的に2-6と大敗。大迫にとって第2節フランクフルト戦以来、実に7試合ぶりのゴールは“時間差弾”として注目を浴びたが、チームは今季2敗目を喫した。

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