トットナム監督、“クラブ史上最高”のプレミアスタートも憂鬱吐露…「最も気分が悪い」

トットナムのポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
トットナムのポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】

7勝2敗と上々のスタートも、スタジアム問題や補強ゼロの状況に心は晴れず

 トットナムは今季、強豪ひしめくプレミアリーグで5位につける。ここまで7勝2敗で勝ち点21。クラブ史上最高とも言えるスタートを切ったが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、現在の心境を「最悪」と語っている。アイルランド紙「アイリッシュ・エギザミナー」が伝えた。

 ノースロンドンに位置するトットナムは、予定されていた新スタジアム完成が遅れている。また、新たなトレーニング場を作ることで支出のバランスを考慮し、今夏の移籍市場で補強に資金を費やさなかった。夏に補強しないのはプレミアリーグ史上初めてのこと。ポチェッティーノ監督は、2014年の監督就任から5シーズンで「最も気分が悪い」と述べている。

「最悪だ。クラブ史上最高のプレミアスタートだというのに、こんな気持ちになるなんて。おかしいだろう? 私にもよく分からないし、説明するのは難しいが、いろんなことが起こっている。シーズン開幕には完成するはずだった新スタジアムの完成を、いまだに待っていることにもがっかりしている」

 さらに、夏の出来事も自身の気分を損なったとし、「いつもメディアとは良い関係を保ってきたが、今は気分が悪い」とコメント。今季好成績にもかかわらず、新スタジアムが完成するまでは、現地時間29日に対戦するマンチェスター・シティのようなチームにチャンレンジすることはできない可能性があるとの見解を示した。

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