「常にスペシャル」 メルボルンV本田、孤軍奮闘のパフォーマンスを海外メディア称賛
パース・グローリー戦で2アシストも終了間際の失点で無念の開幕2連敗
メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑が、28日のリーグ第2節パース・グローリー戦に2試合連続でスタメン出場。アウェーチームに押される時間が続くなか、後半に豪州初アシストをマークすると、同42分にはCKから同点弾を演出して一時2-2の同点に持ち込んだが、アディショナルタイムに失点して2-3で敗れた。今季チームの全3得点に絡んでいる日本人アタッカーを海外メディアも「常にスペシャルなプレーをしている」と称えている。
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中盤ダイヤモンド型の4-4-2で右インサイドハーフに入った本田。前半にチームの連係ミスを突かれて2点のビハインドを背負ったなか、後半2分に反撃の狼煙を上げる。
右サイドの本田がカットインから縦パスを供給。ボールを受けたMFテリー・アントニスがペナルティーアーク後方から左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートは右ポストを直撃して反対側のゴールネットに突き刺さった。本田はオーストラリアでの初アシストとなった。
後半23分にはショートカウンターから横パスにダイレクトで左足を振り抜くも、相手GKのセーブに遭って同点とはならず。しかし同42分、本田の左CKをニュージーランド代表DFストーム・ルーがニアで合わせて2-2の同点に追いついた。
アディショナルタイムにパース・グローリーのカウンターを食らって勝ち越し点を奪われ、まさかの開幕2連敗となったが、本田は今季チームが挙げた3点全てに絡む活躍(1得点2アシスト)を見せており、海外メディアもその働きを伝えている。
インドネシアのメディア「BolaSport」は「日本のアタッカー、ケイスケ・ホンダは常にスペシャルなプレーをしている」と称賛。「不幸なことに、チームは再びリーグ戦で敗れた」とその活躍が勝利に結びついていない状況についても触れている。
本田は11月3日に敵地で行われる第3節ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツ戦で、オーストラリア初勝利を手にできるだろうか。