「日本の宝石」 17歳久保建英が華麗な足技から絶妙アシスト、対戦国メディアも絶賛
U-19アジア選手権準々決勝で地元インドネシアを2-0撃破、久保のパスから宮代がゴール
U-19日本代表は28日、U-19アジア選手権準々決勝で開催国インドネシアと対戦し、2-0と勝利して来年のU-20ワールドカップ(W杯)の出場権獲得に貢献した。相手二人に囲まれながらも華麗なアシストでゴールを演出したFW久保建英(横浜F・マリノス)を対戦国メディアが「日本サッカーの宝石」と称賛している。
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試合は前半40分、DF東俊希(サンフレッチェ広島ユース)が約30メートルの左足ミドルシュートは叩き込んで日本が先制。大雨が降り出した後半20分に試合の趨勢を決定づけるゴールが生まれた。
タイミング良く相手ゴール前に抜け出した久保はペナルティーエリア内に入り込むと、右足でクロスを上げると見せかけて一度フェイントを入れる。この瞬間、相手二人に囲まれるが、久保は冷静に左足裏でボールを引くテクニックを見せると、FW宮代大聖(川崎フロンターレ)が中央に走り込んだタイミングに合わせて相手二人の間を射抜くパスを通し、追加点をお膳立てした。
「クボは日本が2点目を決めた時、重要な役割を果たした」
そう評価したのは対戦国インドネシアのメディア「BolaSport」だ。「この試合で、日本のアタッカーであるタケフサ・クボが技量を見せた」と伝え、攻撃面で違いを作り出した久保の働きを称えている。バルセロナの下部組織で研鑽を積んだ日々も紹介した一方、「クボは日本サッカー界の宝石の一つだ」と才能を絶賛した。
試合後、久保自身は「もっと早く2点目を決められれば良かった」と反省のコメントを残しているが、そのパフォーマンスは対戦国メディアにも強い印象を与えたようだ。
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