クロップ監督、プレミア“首位”の感覚に言及 2位シティと「20ポイント差のように…」
カーディフを破り、昨季王者シティに勝ち点3差をつけて首位に立った感想は…
リバプールは現地時間27日のプレミアリーグ第10節カーディフ戦で4-1と圧勝。今季の成績を8勝2分、勝ち点を「26」に伸ばし、2位の昨季王者マンチェスター・シティに勝ち点3差をつけて首位に立った。ユルゲン・クロップ監督は好調な出だしに喜びながらも、このまま進んでいくことが重要だと語気を強めた。英メディア「Football365」が伝えている。
カーディフをホームに迎えたリバプールは前半10分、エジプト代表FWモハメド・サラーが味方のシュートのこぼれ球を押し込み先制した。1点リードで折り返すと、後半21分にセネガル代表FWサディオ・マネが決めて2点目。その後失点するも、後半39分、同42分と立て続けにサラーのアシストからスイス代表MFジェルダン・シャキリとマネがネットを揺らした。
試合後、「開幕10試合で首位に立っていることが重要か?」と質問されたクロップ監督は、「そんなことはない」と回答。「勝ち点はたしかに大きな違いを生む。(勝ち点)23と26は、私には20ポイント差くらいついているのではないかと思えるよ。ただ、実際はわずか3差。だから、このまま順調に進んでいくことこそがとても重要だ」と続けた。
「勝利は素晴らしいことだが、単に次のステップを踏んだというだけだ。今、やっと我々にはリカバリーの時間が来た。多くの選手が中3日でプレーしなくていいし、代表選手が最後にしっかり休めたのはいつか覚えていないくらいだ。この時間を使って身体を休め、次のアーセナル戦に向けて準備をしていきたい」
また、今季順位表のトップ6チームが勝ち点20以上を獲得していることについても言及。「5クラブ、6クラブがこんなに多くのポイントを獲得しているなんて、信じられない。つまり、より激しい戦いになるということだ。観客やサポーターにとっては良いことかもしれないね」との見解を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)