元スコットランド代表監督、マンU守護神の移籍に持論 「次のクラブを選ぶ権利がある」
ストラカン氏がテレビ番組内でユナイテッドGKデ・ヘアの移籍に関して言及
マンチェスター・ユナイテッドとの契約が今季限りとなっているスペイン代表GKダビド・デ・ヘアに退団の噂が浮上しており、イタリア王者ユベントスが興味を示していると報じられるなか、元スコットランド代表監督のゴードン・ストラカン氏が英衛星放送「スカイ・スポーツ」のテレビ番組でこの件に言及し、デ・ヘアには移籍先を自分で決める権利があると語っている。
今季で契約満了を迎えるデ・ヘアの契約延長について、ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が「確信はない」と述べ、デ・ヘアの去就にこれまで以上に注目が集まっている。過去にはレアル・マドリードが同選手の獲得を熱望しているとの報道もあったが、レアルは今夏にチェルシーからベルギー代表GKティボー・クルトワを獲得しており、最近はユベントスが関心を持っていると伝えられている。
スカイ・スポーツの「ザ・ディベート」に出演したストラカン氏は、7年間にわたりユナイテッドに尽くしてきたデ・ヘアのパフォーマンスを考えれば、同選手が次にプレーするクラブを自分で決める権利があると述べている。
「マンチェスター・ユナイテッドに入るには、若い選手は身を粉にして努力しなければならない。我々は、ぼろぼろになっていなくなり、全く姿を見なくなったような選手も見てきた。だが、彼はフィジカル面でもメンタル面でも強くなり乗り越えた。ここ数年できっと彼にはいくつものオファーが届いたはずだが、それも正しく対処してきた。素晴らしいチームの一員であり、クラブに大きく尽力してきたのだから、彼には次にどのクラブに行きたいのか決める権利があると思うよ」
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