今季初クラシコはバルサがレアルに5-1で圧勝 L・スアレスがハットトリック達成

FWスアレスがハットトリックの活躍を見せた【写真:Getty Images】
FWスアレスがハットトリックの活躍を見せた【写真:Getty Images】

バルサがコウチーニョの先制弾、スアレスのPKで2点のリードを奪って後半へ

 バルセロナとレアル・マドリードによる伝統の「エル・クラシコ」が現地時間28日に開催され、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのハットトリックなどでバルサが5-1で圧勝。レアルとしては屈辱の敗戦となった。

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 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)が退団し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが肘の骨折により欠場となった今回のクラシコ。それでもバルサはFWルイス・スアレスやブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、レアルはクロアチア代表MFルカ・モドリッチやスペイン代表DFセルヒオ・ラモスらお馴染みのメンバーがスタメンに名を連ね、キックオフの笛を聞いた。

 試合開始直後からポゼッションのバルサ、機を見てカウンターを繰り出すレアルというお馴染みの展開となるなか、前半11分、バルサが真骨頂の崩しを見せる。

 クロアチア代表MFイバン・ラキティッチの最終ライン裏をついたパスに左サイドバックのスペイン代表DFジョルディ・アルバが抜け出す。これをゴールライン上までえぐってマイナスのパスを出すと、スアレスが引きつけたところにゴール前フリーとなったコウチーニョが難なく左足でシュート。お手本通りの連動性で、バルサが1-0と先手を取った。

 先制後も試合の主導権はバルサに。特に新加入のブラジル人MFアルトゥールのゲームメークが冴え渡り、左サイドを制圧。レアルはなかなか反撃の糸口を見出せない。すると前半28分、DFジョルディ・アルバのグラウンダーのクロスに走り込んだスアレスをフランス代表DFラファエル・ヴァランが倒したのではないかとしてVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)が採用される。

 これが認められてクラシコ史上初のVARによるPK判定が下ると、キッカーのスアレスがベルギー代表GKティボー・クルトワの守るゴール右隅へと流し込み、バルサが2-0に。一方的な展開は前半終了まで続き、ハーフタイムへと入った。

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