レスターのヘリコプター墜落事故、無事が確認された監督が声明 「クラブにとって悲劇」
ヘリコプター搭乗の可能性も報じられていたピュエル監督の無事が確認される
レスターのオーナー、ヴィチャイ・スリヴァッダナブラバ氏の所有するヘリコプターが墜落し、大炎上する痛ましい事件が現地時間27日に発生した。同氏はヘリコプターに搭乗していたと報じられ、サッカー界に大きな衝撃を与えている。一夜明け、無事が確認されたレスターのクロード・ピュエル監督が事件について「クラブにとって悲劇」とコメントを出した。
事件はプレミアリーグ第10節のレスター対ウェストハム戦の試合終了後の現地時間27日午後8時半頃に起きた。スリヴァッダナブラバ氏所有のヘリコプターがピッチから離陸した直後にバランスを崩し、そのまま急降下。スタジアムの駐車場に墜落し、大炎上した。
ヘリコプターにはスリヴァッタナプラバ氏が搭乗していたと報じられ、スタジアムにはすでに犠牲者に向けて献花に訪れるファンも多数現れている。
一時は、チームの指揮を執るピュエル監督がこのヘリコプターに搭乗していた可能性も報じられていたが、どうやらそれは事実ではなかったようだ。フランス紙「ル・パリジャン」など複数メディアは無事が確認された指揮官のコメントを伝えている。
「クラブにとって悲劇だ。犠牲者やその家族のことが気がかりでならない。そして、私のことを心配してくれた方々には安心してほしい。取り乱していたが、今はもう落ち着いたよ」
ピュエル監督はこのように語り、苦しい胸の内を明かした。
いまだ搭乗していた人数や身元について詳細は明らかになっていない状況が続く。2016年にクラブ史上初のプレミアリーグ優勝を果たしたレスターが悲しみに包まれてる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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