モウリーニョ監督、ルカクに“ケチャドバ”発言 不振からの復活期待「一度決まれば…」
1カ月半もの間ゴールから遠ざかる状況も、ポルトガル人指揮官はエースに全幅の信頼
マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクは、今季公式戦13試合4得点と思うように得点が伸びていない。ジョゼ・モウリーニョ監督は以前にMF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)も使って話題になったゴールを“ケチャップ”に例える有名な言い回しで、ルカクの復活に期待を寄せた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ルカクが最後にゴールを挙げたのは、9月15日に行われたプレミアリーグ第5節のワトフォード戦(2-1)。1カ月半もの間、得点から遠ざかっている。不動のエースストライカーとしてレギュラーの座を与えられているが、結果がついてきていない状況だ。
ルカクに全幅の信頼を寄せるモウリーニョ監督は、トップ選手の名言を借り、直にルカクにもゴールの瞬間がやってくると語っている。
「フットボール界で最高のスコアラーたちは特におかしな言葉を使う。クリスティアーノ・ロナウドは以前、ゴールについてボトルのケチャップのようなものだと言った。ゴールは一度決まれば、次から次へと決まるものだ。現実にはまだ起きていないけど、私はルカクにも同じようなことが起こると信じている」
ゴールをケチャップに例えたこの独特な言い回しは、以前に元日本代表の本田も使って話題となった。「ゴールはケチャップみないなもの。出ない時は出ないし、出る時はドバッと出る」という発言内容から、コアなサッカーファンの間では大量得点が生まれた試合で「ケチャドバ」と表現されることもある。
この発言の“元ネタ”はマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイのコメントで、その後にユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやACミランのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインなど多くの名手たちが使っている。
ここまでは不調のルカクだが、ケチャップのごとくゴールラッシュを披露することはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)