バルサ監督、“豚の頭”を例にクラシコの緊迫感主張 「メッシとC・ロナウド不在でも…」
二大スターが11年ぶり不在のクラシコ バルベルデ監督はレアルの攻撃を警戒
11年ぶりにFWリオネル・メッシとFWクリスティアーノ・ロナウドがいない「エル・クラシコ」――。現地時間28日に開催されるバルセロナとレアル・マドリードの直接対決は、近年のサッカー界を支えてきた二大巨頭が不在のマッチアップとなる。
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それもあってか、クラシコへの注目度は“控え気味”だが、スペイン紙「マルカ」によるとバルサのエルネスト・バルベルデ監督はクラシコへの注目度は今も昔も変わらないものだと、クラシコ史に刻まれた、ある事件を例に持ち出したようだ。
今回のクラシコは序盤戦で不振に陥ったレアルのフレン・ロペテギ監督の去就に注目が集まっている。ポゼッション重視が実を結ばず、ロナウド不在について嘆かれる声もあるなか、バルベルデ監督は宿敵をこうリスペクトしている。
「私は最高のマドリードが来ることを期待しているよ。彼らはチャンスを多く作るチームで、(直近のリーグ戦である)レバンテ戦でもそれが見られた。攻撃陣の質の明確な表れだろう。マドリードはコレクティブでポゼッションを仕掛け、華麗な攻撃がある」
こう話した後、指揮官の口から出てきたのはロナウドとメッシの名前だ。前者はユベントス移籍、後者は右肘の骨折でカンプ・ノウのピッチに立つことはない。それでも、バルベルデ監督はこのように語っている。
「彼らはクリスティアーノのような重要な選手がいなくとも克服できる武器を持っている。我々のレオ(メッシ)にも同じことが言えるんだ。プレー中には連携しないといけない。それが鍵なんだから」
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