レスターのヘリコプター墜落事故、英メディア関係者が目撃 「スタッフは泣いていた」
カメラマンは事故の瞬間を目撃
またこの日、試合の撮影に入っていたフリーランスカメラマンのライアン・ブラウン氏は、まさに事故の瞬間を目撃したとし、BBCのラジオ番組「5 Live」のインタビューでその様子を説明した。
「ヘリコプターの離陸音を聞いたから、振り返ってみたら、ブンブンと震えるような音や軋むような音がして、それから静かになり、コントロールを失ってぐるぐると回っていた。プロペラが回るのを止めたら、ドンッと大きな音がして、炎上したんだ。現場では多くの人が逃げ回っていたよ。スタジアムの本当にすぐそばで墜落した。スタジアムの屋根を通過して、隣の工業団地に落ちた。たぶん、まっすぐ地面に激突したんだと思う」
BBCのテレビ番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」の現場ディレクターを務めるアンドリュー・ジェームズ氏は、事故当時に駐車場へ歩いているところだったとし、「車に乗ろうとしたら、ヘリコプターがスタジアムの上でホバリングしている音を聞いたんだ。でも、特にいつもと変わらなかったから車に乗り込んだんだよ。それから駐車場を出ようとしたら、女性が空を見上げていたんだ。私は『どうしたんだい? 動けるかい?』と聞いたら、彼女が『見て、見て』とうから窓を開けてみたら、煙が上がっていた。彼女は『ぐるぐる周りながら地面に落ちたのよ』と言っていた。それからすぐに、パトカーが来たんだ」と説明。事故は突然のことだったと明かした。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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