レアル監督、解任報道を真っ向否定 バルサとの“クラシコ”後も「私は死なない」
大一番に決意のロペテギ監督「私は選手たちを信頼している」
バルセロナとレアル・マドリードの二大巨頭が激突する「エル・クラシコ」が、現地時間28日のリーガ・エスパニョーラ第10節、バルサの本拠地カンプ・ノウで開催される。今回の注目ポイントは序盤戦で出遅れたレアルのフレン・ロペテギ監督の去就だ。この一戦を落とすと解任濃厚との声が挙がるなか、指揮官は「私は死なない」と報道を真っ向から否定したと、スペイン紙「AS」が報じている。
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ロペテギ監督の下でポゼッション重視のスタイルに舵を切ったレアル。開幕直後こそ好スタートを切ったものの、9月下旬からリーガとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での公式戦5試合で1分4敗という大スランプに陥り、就任わずか数カ月の指揮官に対して批判が集中している。
「今の状況はジャーナリストにとっては好ましい状況なのだろうけど、それはチームの助けにはならない。私が落ち着いていられるのは、チーム全体は好転し、勝利のないチャンスがなかった時はわずか数試合だったということだ」
ロペテギ監督は決戦を控える前日会見で、過熱する報道にクギを刺すかのようにこう話した。指導者人生の中で最も重要な試合になるのでは、との問いに対しても「私は選手たちを信頼しているし、彼らが私を信じているのは明らかだ。我々ができることは、自分たちが上手くいっていることを見せ、懸命な姿をファンに見せること。試合に向けて興奮しているよ」とチームが一枚岩であることを強調。そして、このようにも言い切っている。
「私はこの試合で死ぬとは思っていない。クラシコの後にも人生はあると思っている」
約10万人が詰めかける敵地カンプ・ノウでの勝ち点3確保は、過去の戦績を見ても非常に難しいミッションだ。就任早々メガクラブのプレッシャーを味わっているロペテギ監督は、この窮地でどのような采配を見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)