18クラブ注目の中島、理想の移籍先は? ポルトガル人記者を直撃「“ビッグ3”でもやれる」
マルティンス記者も中島の才能に太鼓判 「リヨン、マルセイユなら先発でやれる」
ポルティモネンセ1年目の昨季、中島は公式戦33試合に出場。10ゴール13アシストという見事な成績を残しただけでなく、ポルトやベンフィカといった強豪との直接対決で結果を出す勝負強さも評価の対象となった。
今季もリーグ第7節終了時点で4得点4アシスト。第7節の強豪スポルティング戦では2ゴール2アシストで4-2の勝利に大きく貢献し、ポルトガルメディアもその活躍を大々的に報じ、9月度のリーグ月間MVPにも選出されている。
「ビッグ3はもちろん、ポルトガルのクラブでならどこででもやれる」
中島をこう評価するのは、フランスのラジオ局「ラジオ・フランス・アンテルナシオナル」のポルトガル人記者マルコ・マルティンス氏だ。
「フランスリーグでも、リヨン、マルセイユなら十分に先発でやれるだろう。マルセイユなら(ディミトリ・)パイェ、(フロリアン・)トバンと組ませられるし、リヨンも2列目に3人を並べるシステムだから即戦力になれる。ただし、PSGはネイマール、(アンヘル・)ディ・マリア、(キリアン・)ムバッペがいるからには、おのずとベンチ要員だ。ベンチ要員なら十分獲得しがいはあると思う」
その時、隣にいた同胞のポルトガル人記者が「ベンチ要員としてもPSGはどうかな?」と口を挟んだ。しかし、マルティンス記者は「今のPSGの控え要員を見てみるといい。Aチームに昇格したばかりのムサ・ディアビーや(マキシム・)シュポ=モティングだ。彼らとなら中島は張り合えるよ」と確信を込めた。