C・ロナウドが豪快ミドル&PKで2ゴール! ユベントスが逆転勝利で開幕10戦無敗
エンポリに先制許すもエースの2発で2-1と逆転、9勝1分のロケットスタート
イタリア王者ユベントスは現地時間27日、セリエA第10節の敵地エンポリ戦に臨み、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールで2-1の逆転勝利を飾った。
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ミッドウィークにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の大一番、マンチェスター・ユナイテッド戦を勝利で終えたユベントスは、DFダニエレ・ルガーニやDFマッティア・デ・シリオを起用し、多少のターンオーバーを行いエンポリ戦を迎えた。試合開始当初からボールを保持して攻め込んだものの、攻撃には鋭さが欠け、今季では最も低調なパフォーマンスで試合が進んだ。
そうしたなかで前半28分、ユベントスは敵陣でDFアレックス・サンドロが不用意なタックルを仕掛けて相手MFアフリイェ・アクアに一気に突破され、MFブレーズ・マテュイディも追い切れずにペナルティーエリア付近まで持ち込まれた。そしてアクアが中央に出したパスをFWフランチェスコ・カプートがスルーし、MFラデ・クルニッチが走り込んでこぼれたボールをカプートが左足で強振すると、これがゴール左に吸い込まれた。
しかし、王者への勝利というエンポリの希望を打ち砕いたのがロナウドだった。後半9分、ユベントスのFWパウロ・ディバラが味方との連動したプレスで敵陣ペナルティーエリア内でボールを奪い返そうという場面で倒されPKを奪取。セリエAで初めてPKスポットに立ったロナウドは冷静にゴール左にシュートを沈め、1-1の同点に追いついた。
そして同25分、千両役者の一撃が試合を決める。ロナウドはゴール中央からやや右サイド、約25メートルの位置でボールを持つと、前方にやや持ち出し右足を強振。少しインフロントにかかった強烈なシュートは、スライドしていく軌道でゴール左上隅に突き刺さる逆転ゴールになった。
結局、ユベントスはこのまま2-1で勝利し、リーグ開幕10試合を9勝1分のロケットスタートとした。この日の2ゴールでリーグ7得点として勝利に導いたロナウドは、その強烈な存在感を見せつけた。