ピクシーに対抗!? ブラジル人監督の華麗なスキルにファン熱狂「どの選手よりも優秀」
バレンティン監督がタッチライン際でしなやかなボール捌きを披露
ブラジル1部ヴァスコ・ダ・ガマは現地時間26日、セリエA第31節インテルナシオナル戦で1-1と引き分けた。後半アディショナルタイムにPKを獲得し、土壇場で同点に追いつく劇的な展開となったが、現地メディアはチームを率いるアルベルト・バレンティン監督の“スキル”に脚光を当てている。
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試合中、テクニカルエリアで指示を出していたバレンティン監督。その上空に高く舞い上がったボールが飛んでくると、43歳のブラジル人指揮官はバックステップを踏みながら小さくジャンプして胸トラップを成功させる。そして、右足インステップで蹴り上げると、今度はノールックのまま右足インサイドでボールボーイへパスした。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」公式ツイッターは、「バレンティン先生は一級品のスキルをレッスンした」とリフティング動画を公開。投稿のコメント欄では「彼のボール捌きが美しい」「ヴァスコのどの選手よりも優秀だ」「あなたがピッチに立てば勝てた試合だったかもしれない」「観客を魅了してみせた」と反響が沸き起こっていた。
また、ブラジルメディア「Doentes por Futebol」も公式ツイッターで「思うに、バレンティンをチームに選手登録すれば、強化されるとは思わないか?」と、数秒間のスキルながら、その華麗なボール扱いに賛辞を送った。
日本でも、かつて名古屋グランパスを率いた“ピクシー”ことドラガン・ストイコビッチ元監督(現・広州富力)がテクニカルエリアに飛んできたボールをダイレクトで蹴り返してゴールネットを揺らして話題を呼んだが、バレンティン監督もブラジル人らしいスキルでファンを魅了していた。