“我慢の芸術” 開幕戦先発濃厚なミラン本田を地元メディア絶賛

サムライが今季もサプライズを起こす

 記事では本田にまつわる注意事項について触れられている。
「彼はトップのコンデイションの時だけ、実力を発揮できる。爆発的なフィジカルを持っていないから。しかし、とても礼儀正しく、デリケートな足を持っている。ペルージャ戦でまたやっとそれを見せることができた。開幕週にコンデイションのいい状態の体を整えたようだった。ミハイロビッチの戦術の規則に入り込んで、ゴールを見つけることができた。シュート(5回)を放ち、常にゲームの中に生き生きと入っていた。今季集合した日には、そういうことはなかったのに」
 シニシャ・ミハイロビッチ監督のミラン指揮官就任後、初の公式戦となったセリエBペルージャ相手のイタリア杯3回戦で本田は1得点1アシストで2-0の勝利に貢献した。
 トップコンディションにある時に、本領を発揮できるという本田は現在好調を維持している様子だ。
 タイ人富豪に親会社の株式約半数を売却したACミランにとってはフィールドを離れても重要な存在だ。そして、昨季16得点を記録したFWメネズは腰痛で1カ月の戦線離脱が決まった。補強がなければ、現時点でライバルは少ない。
「ともかく、東洋から注目を得るクラブは商業的アピールに本田の存在は軽視できない。あとはピッチ上でのプレーがものを言う。本田は昨シーズンと同じようにミラン初ゴールを決めた。いい前兆であることをみんなが祈っている。7試合中6ゴールを決めた、すべて素晴らしかった。ミランのサムライはまだ驚かそうとしている。今のところライバル競争は問題ではない」
 昨季のような本田のロケットダッシュをミランは願っている。栄光の10番のミランでの3シーズン目が幕を開ける。

 

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