モウリーニョのレアル復帰は「疑いようのないこと」 元会長がペレス体制下での実現を確信
カルデロン元会長が持論を展開 ペレス会長が「リスペクトする唯一の監督」
レアル・マドリードの元会長、ラモン・カルデロン氏がジョゼ・モウリーニョ(現マンチェスター・ユナイテッド)が「遅かれ早かれ」レアルに復帰する可能性があると持論を展開した。このポルトガル人指揮官は、フロレンティーノ・ペレス現会長が「リスペクトする唯一の監督」だと語った。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
カルデロン氏は2006年に会長選に勝利してレアルの会長となった。監督にファビオ・カペッロ氏、ベルント・シュスター氏などを招聘し、リーガ2連覇を達成、しかし、2009年1月にクラブ総会でカルデロン氏の不正投票操作疑惑が浮上し、その責任をとるためにわずか2年半で辞任した。
同氏は現職のペレス会長の下で、いずれモウリーニョ監督がチームに復帰するだろうと持論を展開している。
「今の会長のチームがあと数年先も続いていれば、モウリーニョはいずれ戻ってくると思う。疑いようのないことだ。彼は会長がリスペクトする唯一の監督なんだ」
カルデロン氏はこのように語っている。
レアルを“銀河系軍団”化へと推し進めた張本人であるペレス会長のモウリーニョ監督への信頼は、相当に厚いようだ。カルデロン氏は「良くも悪くもあるが、もしも彼がマンチェスター・ユナイテッドを去ることになれば当然起こりうる。遅かれ早かれ、彼はここに来ることになるだろう」とモウリーニョ監督のマドリード帰還を疑っていなかった。
序盤の不振からユナイテッドで批判を浴び、解任説も浮上しているモウリーニョ監督。一方のレアル・マドリードもフレン・ロペテギ監督への風当たりが強まり、監督交代は時間の問題とも見られている。“スペシャル・ワン”のレアル復帰が実現することはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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