マンU守護神の契約延長交渉は進展せず… モウリーニョ監督、残留への「確信はない」
来夏には“ゼロ円移籍”が可能 指揮官はデ・ヘアを残留させるべきと主張
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は契約延長交渉で進展のないスペイン代表GKダビド・デ・ヘアについて、残留への「確信はない」と不安を明かした。それでも「クラブがより良くなるため、より悪くならないためにはダビドを残すのがとても重要」とその存在の大きさを主張した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
デ・ヘアの現行契約は2019年6月末で、このままいくと来夏にはフリートランスファーでの移籍が可能となる。レアル・マドリードなどへの移籍の噂が絶えないなかで、ユナイテッドは契約延長を急ぐが、いまだにサインには至っていない。
注目を集める守護神の去就について、モウリーニョ監督は「(残留の)確信はない」と本音を明かしている。チームの守備を最後方から支える不動の存在だけに、残ってほしいというのが本音だが、監督の立場から確かなことは何も言えない状況だという。
「この問題に答えることができるのはクラブとダビド、そしてダビドの関係者だけだ。私のコメントは彼がいかに素晴らしいか、いかにマンチェスター・ユナイテッドにとって重要な存在かと、みんが知っているようなことしか言えない。クラブはより良くなるため、そしてより悪くならないためには、ダビドを残すことがとても重要だ」
モウリーニョ監督はデ・ヘアへ全幅の信頼を寄せている。このままユナイテッドに残るのか、それとも移籍するのか。今後の動きにますます注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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