バイエルンで「本当のレギュラーは二人のみ」 独代表DF、“選手間競争”の激しさ吐露

バイエルン・ミュンヘンDFボアテング【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンDFボアテング【写真:Getty Images】

ボアテングが独メディアに告白 「ノイアーとレバンドフスキを除いて…」

 バイエルンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングが、同チームの競争の激しさを語り、真のレギュラー選手は二人しかいないと結論づけた。衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版が伝えている。

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 スカッドに15人のA代表選手がいるなど、スター選手揃いのバイエルン。ニコ・コバチ監督はローテーション制を採用しており、ボアテング自身も出場は確約されていない。ドイツ紙「tz」によると、今季ここまで公式戦13試合中、ピッチに立ったのは7試合。4試合ではベンチ入りしながら90分間使われず、2試合ではメンバー入りすらしていない。ボアテングの出場時間は合計630分だが、この数字を下回る選手は8人いるという。

 ボアテングは「バイエルンには本当のレギュラー選手なんていないんだ。うちには本当に多くの選手がいて、彼らは代表選手でもある。シーズンを通じてどの選手にも試合が割り当てられる。とのポジションにもトップクラスの選手が二人ずついて、誰でも起用可能だ」と、強豪ならではの状況を語った。

 ボアテングは続けて「だから本当のレギュラー選手などいないというのが僕の見方だ──マヌエル・ノイアーとおそらくロベルト・レバンドフスキを除いてね」とコメント。例外は守護神ノイアーとエースFWレバンドフスキだとした。

 なお、コバチ監督は先週、ローテーション制に対する批判に猛烈に抗議。「欧州の舞台で戦っている他のチームを見てほしい。すべてローテーション制を採用している。何週間も3日ごとに戦うというのは簡単ではない。それが3、4、5、6週間と次々続いていくんだ。無理だよ! それは違うと私に言いたい人がいるのなら、その人はサッカーという仕事を理解していないんだ」と、選手の疲弊を防ぐためにもこうした策を取るしかないと訴えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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