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二転三転する長友の去就問題 サンプドリアが急転本命に
ガゼッタ紙報道 「長友の移籍話はジェノアからサンプにターン」
インテルの日本代表DF長友佑都の去就問題の二転三転が止まらない。移籍市場閉幕まで残り10日を切った今、クラブ間交渉に翻弄されている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えている。
同紙は「長友の移籍話はジェノアからサンプドリアにターン。今や、サンプドリアに非常に近い。インテルが移籍に関する全ての回答を示した」とレポートし、ここ数日のジェノア移籍が濃厚だった状況から180度の方向転換を見せたとしている。
長友の去就に関してはここ数週間、ジェノアとサンプドリアという同じイタリア西部の港町ジェノバを本拠地とする2クラブが獲得を争い、「ナガトモダービー」を展開していると伝えられてきた。その中で、ジェノアがジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督による直電での説得の効果もあり、獲得が決定的と報じられた。しかし、インテル側と移籍金などで折り合いがつかず、難航していると伝えられた。
今回は、サンプドリアが獲得レースをリードしたと伝えられている。23日にはアタランタとの一戦でインテルのリーグ戦が開幕するが、移籍市場はそれから約1週間は開いている。サンプドリアはインテルの同ポジションの放出候補であるDFダニーロ・ダンブロージオの獲得にも興味を持っていると伝えられてきたため予断は許さないが、長友の今季がミラノかジェノバのどちらかにある可能性は依然として高いと言えそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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