リバプールのクロップ監督、古巣ドルトムントの完勝を祝福 「その試合を見なくちゃ」

リバプールを率いるクロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールを率いるクロップ監督【写真:Getty Images】

レッドスターに快勝のリバプール、クロップ監督が自軍と古巣ドルトムントの勝利に喜び

 現地時間24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でレッドスターに4-0で圧勝したリバプールのユルゲン・クロップ監督が、自らのチームの勝利を喜ぶとともに、古巣ドルトムントの大勝にも喜びのコメントを発した。ドイツメディア「SPORT BUZZER」が伝えている。

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 アトレチコとホームで対戦したドルトムントは、前半38分にベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルのゴールで先制に成功。後半28分にDFラファエル・ゲレイロ、同38分にはイングランド代表MFジェイドン・サンチョが加点すると、同44分に再びゲレイロが決めて合計4発。守っては無失点に抑えて、CL3試合連続でのクリーンシートを達成した。

 0-4という4点差での敗北は、シメオネ監督体制391試合目で初めての経験。これを受け、スペイン紙「マルカ」は「ディエゴ・シメオネ政権下最悪の黒星」と伝え、同紙「AS」は「ドルトムントという名のサイクロンにアトレチコは破壊された」と報道。ドイツ誌「キッカー」は「BVBがアトレチコを翻弄」と見出しを打ち、英紙「サン」は「ドルトムントのセンセーショナルなパフォーマンスに、敵将シメオネさえも拍手」と伝えた。

 クロップ監督の耳にも古巣の活躍の様子は入ってきたようで、ノルウェーのTVチャンネル「Viasport」に対して、「我々がレッドスターに勝ったことも素晴らしいが、アトレチコ・マドリードに勝つということは、特別なことだ。おめでとう。この試合を見なくちゃね。ドルトムントは現在非常によくやっているみたいだ」とコメント。カメラの前で、お馴染みのいたずらっぽい笑顔を見せ、古巣の快勝を祝福している。

 2008年から2015年までドルトムントを指揮したクロップ監督は、クラブに2度のブンデスリーガ優勝をもたらしたほか、2013年にはCL決勝進出も果たした。「SPORT BUZZER」は、「クロップ監督がこの後テレビで何を見るかは即座に決まったようだ。その内容は彼をがっかりさせないだろう」と伝えている。

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