“メッシ級”華麗スキルも… 長友佑都が代表離脱のピンチ 診断された“肺気胸”とは?

ガラタサライのDF長友佑都【写真:Getty Images】
ガラタサライのDF長友佑都【写真:Getty Images】

CLシャルケ戦で鮮やかドリブルも後半37分に途中交代した長友、クラブが気胸と発表

 ガラタサライの日本代表DF長友佑都は現地時間24日に行われたCLグループステージ第3節の本拠地シャルケ戦(0-0)に左サイドバックとして先発出場し、華麗なダブルタッチで相手を抜き去るドリブルを披露。CL公式インスタグラムが「スキル・オブ・ザ・デイを受賞」と伝え、ファンから「メッシか」と称賛の声が上がった一方、後半37分に相手と接触して途中交代し、クラブは肺気胸と診断結果を発表した。

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 シャルケ戦に出場した長友は、タッチライン際でパスを受けると、相手のイタリア代表MFダニエル・カリジューリをダブルタッチで翻弄し、股抜きで抜き去るドリブルを見せた。CL公式インスタグラムがプレー動画を紹介し、返信欄はファンからの賛辞で溢れている。

 しかし後半37分に思わぬ出来事が起きた。相手のクロスを長友がブロックした際にそのまま倒れ込み、途中交代するアクシデントに見舞われた。試合から一夜明け、クラブは「ヘルスレポート:長友佑都」と題して「病院に行き、気胸と診断された」と発表。症状の経過を見ながら数日間の入院となる見込みだ。

 気胸とは、肺から空気が漏れ、胸腔に溜まった空気に押される形で肺が小さくなる症状だ。長友の場合は外部からの衝撃によるものだったが、日常生活を送りながら目立った理由もなく発生する自然気胸もある。軽度の場合、安静にしていれば自然と回復するが、状態によっては手術を必要とするケースもあり、長友も経過を見ながら手術が必要か判断することになりそうだ。気胸は再発も多く、豊富な運動量が武器の長友にとっては不安要素となる。

 日本代表は11月に二つの国際親善試合(16日ベネズエラ、20日キルギス)を控え、1月にUAEでアジアカップに臨む。16日にはFIFAランク5位の強豪ウルグアイを4-3と撃破するなど順調なチーム作りを進めている日本だが、代表離脱のピンチに見舞われている長友の状態が注目される。

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