名将アンチェロッティ監督、バイエルン時代の衝撃事実告白 「たった5人しか私を…」
バイエルン時代の1年前にPSGに敗れて電撃解任「私の感情はかなり変化を見せている」
ナポリを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督は、バイエルン時代に思いを馳せ、当時「たった5人の選手しか私を支持していなかった」と告白した。現地時間24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節パリ・サンジェルマン戦(PSG/2-2)の前日会見で語った内容を、ドイツテレビ局「sport1」が伝えている。
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“CLのPSG戦”は、アンチェロッティ監督にとって苦い記憶だろう。およそ1年前の2017年9月27日、イタリア人指揮官はバイエルンを率いてパリに乗り込んだが、高いポゼッション率を誇りながら相手のフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、ブラジル代表FWネイマールの強力3トップを止められず、0-3で完敗。その翌日に電撃解任された。
当時、ウリ・ヘーネス会長は地元メディア「Funke Sport」に対し、「この敗戦によって大きな決断を下したわけではない」としたものの、PSG戦黒星が決定打だったことは明らか。さらに、「アンチェロッティは5人の選手と対立しており、すでに修正不可能な状況なんだ」と、チーム内に敵対者がいると明かしていた。
バイエルンの監督として最後に戦った試合がPSG戦だったことから、前日会見では「今回は前回よりも良い気分でこの場にいるか」との問いが投げかけられた。すると、アンチェロッティ監督は「前回パリを訪れた昨年に比べ、私の感情はかなり変化を見せている。昨年ここに来た時は、バイエルンではたった5人の選手しか私を支持していなかった。今はナポリの選手たちとクラブ全体から信頼を得ている」と、まるで状況が違うと示唆した。