PSGトゥヘル監督、ナポリ戦劇的ドローも怒り露呈 「組織を失ってしまった」

PSGを率いるトゥヘル監督【写真:AP】
PSGを率いるトゥヘル監督【写真:AP】

試合終了間際にディ・マリアが劇的同点弾も、監督は前半15分以降の出来に不満

 パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第3節ナポリ戦で2-2のドローに終わった。トーマス・トゥヘル監督は試合後、「とてもイライラしている」とチームの出来に怒りを露呈した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

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 PSGは前半29分にナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェに先制点を献上。後半16分、システム変更でポジションを前に上げたベルギー代表DFトーマス・ムニエのクロスがオウンゴールを誘発して同点に追いついた。後半32分には再びナポリに勝ち越しを許したが、後半アディショナルタイムにアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが同点弾を奪い、2-2のドローに持ち込んだ。

 劇的な同点弾で勝ち点1を積み上げたPSGだが、トゥヘル監督は試合後の会見で怒りを露わにし、今後の試合で選手たちのプレーが改善されることを望んだ。

「なぜ我々は90分間、同じやり方でプレーできないのかが分からない。我々は3バックの形に変え、よりプレスも良くなったし、チャンスも作り出した。素晴らしいインテンシティーも披露できて後半勝利できたと思う。しかし、我々は結果的に勝利を手にしていないので、改善する必要があるだろう。最後に得点を挙げると、勝利したポイントのように見ることができる。ホームで負けないことが非常に重要だったからね。ただ開始15分は良かったけど、その後組織を失ってしまったよ」

 今後に向けて「グループリーグはまだ3試合残っているし、まずは次のナポリ戦でしっかりと勝利を手にしたい」と強調したトゥヘル監督。次のアウェーゲームまでに指揮官はチームを修正できるのだろうか。

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