U-19日本代表、イラク撃破で大会3連勝 久保が1アシスト、斉藤が3戦連続弾をマーク

先制ゴールを挙げたMF滝裕太【写真:ⒸAFC】
先制ゴールを挙げたMF滝裕太【写真:ⒸAFC】

前半10分に久保の突破から先制点が生まれると流れは日本へ

 来年のU-20ワールドカップ(W杯)ポーランド大会へのアジア予選を兼ねたU-19アジア選手権で、日本は25日にグループリーグ第3戦でイラクと対戦。前線のコンビネーションが機能した攻撃で前半のうちにゴールを重ね、5-0で勝利して大会3連勝を飾った。

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 すでに1位突破を決めている日本は、第2戦のタイ戦から10人の先発を入れ替えて4人が大会初出場となった。初戦でスタメンのFW久保建英が右サイドハーフで出場するなど、ポジションも入れ替えながら選手の組み合わせを試すようなメンバー構成になった。

 最初の決定機はイラクだった。前半3分、日本は左サイドでFKを得るも中央へのボールが合わず、DF瀬古歩夢がセカンドボールを拾ってバックパス。しかし、これをカットされて一気に抜け出されてしまった。さらにラストパスも通されて絶体絶命の場面だったが、GK大迫敬介が素早く距離を詰めて体にシュートを当てて事なきを得た。

 そうしたなか、日本は前半10分に先制に成功した。右サイドでFW原大智がキープすると久保がフォロー。中に切り込んだ久保は左足アウトサイドでゴール前にボールを流し込み、MF滝裕太が相手DFとGKと競り合いながらバックヒールでゴール。先に1点を奪い、リードする展開に持ち込んだ。

 さらに前半27分、左サイドを一気にオーバーラップしたDF荻原拓也がマイナス方向へのクロスを入れると、久保がスルーした後ろに走り込んだFW田川亨介が右足で豪快に蹴り込んで2点目。続く同34分には、右サイドからのクサビを田川がスルー。背後に入った原が右足で蹴り込んで3点目と、一気にリードを広げ3点リードを維持して前半を終了した。

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