元スペイン代表名手が名将2人を比較 ペップとモウリーニョ、「好みじゃない」のは?
シャビが薫陶を受けたペップと、当時ライバルチームを率いていたモウリーニョに言及
元スペイン代表MFシャビ(現アル・サッド)は、バルセロナ所属時代のライバルであるレアル・マドリードを指揮したジョゼ・モウリーニョ監督、バルサでの恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督を比較。両者を名将と認めながらも、自身が監督になった場合にモウリーニョ監督のやり方は真似したくないと話した。スペイン紙「AS」が伝えている。
モウリーニョ監督はセリエAの名門インテルで三冠を達成するなど大成功を収めた後、レアルの監督に就任。スペインでの3年間で、当時のグアルディオラ率いるバルセロナと激しいライバル対決を繰り広げた。
ところが、モウリーニョ監督の“保守的なスタイル”はその後の批判の的に。特に現在のマンチェスター・ユナイテッドでは、プレミアリーグでグアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティやリバプールの攻撃的なサッカーに苦戦し、今季は順位もリーグ10位に低迷している。
グアルディオラ政権の“黄金時代”のバルセロナでプレーしたシャビは、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」のインタビューで、モウリーニョ監督のサッカーについてこう語っている。
「モウリーニョはとても保守的な監督だ。彼のインテルと戦うのは簡単ではなかったよ。それが彼のスタイルで、チェルシーやレアルでも実践したんだ。彼は全てにおいて、細かくチェックしていて、ギャップを埋めて、スペースを与えないようにするんだ」
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