C・ロナウドが“神対応”も… ユベントス戦の乱入阻止できずマンUに処分の可能性
本拠地ユベントス戦で2回にわたり乱入者、セキュリティー面は落第点でUEFAが処分検討
欧州サッカー連盟(UEFA)は、現地時間24日にマンチェスター・ユナイテッドに対して処分を科す可能性があることを発表した。ユナイテッドは、同23日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)H組の大一番、グループリーグ第3節の本拠地ユベントス戦で2回にわたってスタンドからの乱入者を阻止できなかった。
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今季からユベントスに移籍加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにとっての古巣対決として注目された試合だっただけに、開始直後と試合終了直後の2回にわたってスタンドから飛び込んだ乱入者のターゲットもロナウドだった。
そのうち、試合後の乱入者に対してロナウドは 警備員にタックルで制御され、取り押さえつけられたところに歩み寄ると、「いいよ、大丈夫、大丈夫」と警備員に声を掛け、侵入者から携帯を受け取り、自撮りでの2ショット写真をサービス。笑顔で携帯を渡し、颯爽とその場を去った。
英メディアでは「ロナウドがユナイテッド帰還でファンに見事な対応」と特集するなど“神対応”と称えられたが、ホームチームのセキュリティーとしては落第点だった。UEFAは11月22日の懲罰委員会で検討し、処分を科す可能性があるとしている。
ユナイテッドは今季のCLで、第2戦のバレンシア戦をホームで迎えた際にチームバスが渋滞に巻き込まれてスタジアム入りが遅れ、キックオフ時間の遅延による罰金処分をすでに受けている。第3戦を終えて1勝1分1敗と2位争いに巻き込まれる形になったユナイテッドだが、ピッチ外でも悪いサイクルに歯止めが掛かっていないようだ。