C・ロナウドの衝撃――名門ユナイテッドOBが証言 「確かに天狗だった。でも…」

自信満々だった若きロナウド「彼はほとんど全員に向かって『自分がベストだ』と言った」
18歳のロナウドはその5日後、1280万ポンド(約18億円)でユナイテッドに移籍。それから4日後のボルトン戦(4-0)、1-0でリードしていた後半に交代でピッチに上がり、ユナイテッドのレジェンド、元北アイルランド代表FWジョージ・ベスト氏をも「これまで見た中で最高のデビュー戦」と唸らせるパフォーマンスでプレミアデビューを飾った。
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この試合でもスタメン出場していたフォーチュン氏は、「試合後の監督のリアクションを今でも覚えているよ。『なんてものを見てしまったんだ』というような様子でニコニコしていた」と話した。
若きロナウドは、加入初日から「世界最高のフットボーラーになる」という目標を心に持っていたと話し、入団当初は少々“天狗”だったと同氏は暴露した。
「ロナウドはものすごく自信を持ってやってきたんだ。信じられなかったよ。ロッカールームに入ってきて、ほとんど全員に向かって『自分がベストだ』と言ったんだ。完璧な英語ではなかったけど、意味は分かったよ。でも、彼の仕事に対する理論と能力はそれを可能にして、あの当時でさえ、彼は全てにおいて人よりも上手かった。もし、誰かがトレーニングで何かをやったら、彼はそれを練習して、同じことをできるようになって戻ってくるんだ」