岡崎の師事する修理人ラニエリの野望 「3年後には選手がレスターに来たがる」

かつてのセリエA強豪ナポリと重なる成長劇

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターのクラウディオ・ラニエリ監督は、リーグ開幕から白星を重ね、好調を維持する現在のチームに自信を持っている。かつてアルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナというスーパースターを擁し、セリエAを制したかつてのナポリと現在のチームの姿を重ねながら、スター選手が勢ぞろいする強豪になれると明言している。英BBCが報じている。
 今季から日本代表のFW岡崎が加入したレスターは開幕から堂々の2連勝を飾り、得失点差で2位と絶好調をキープしている。さらにセリエAのウディネーゼや、ナポリで長く活躍したスイス代表MFギョクハン・インラーを新たに獲得。かつてはアーセナルなども獲得を目指していたといわれる実力者の加入を受け、ラニエリ監督はレスターが多くのスターが移籍を願う魅力的なクラブに変貌しつつあると主張している。
「私が覚えている限り、かつてナポリには誰も行きたいとは思わなかった。しかし、マラドーナが来てからは誰もが行きたいクラブに変わった。いまはチームを築き始めたばかりだが、おそらく3年か4年のうちに、たくさんの選手がレスターに来たいと思い始めるだろう」
 指揮官は、かつてイタリア南部の強豪を1991年から93年まで指揮していた。ナポリは、84年から91年までプレーした天才マラドーナの活躍によって大人気クラブへと変貌を遂げた。レスターも同じようにスター選手にとっても大きな魅力を持つクラブに成長しようとしているという。

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