“ジーコの秘蔵っ子”セルジーニョ、殊勲の同点弾を自画自賛 「“神様コース”のシュート」
後半37分、鹿島セルジーニョがチーム3点目を決めて2戦合計スコア6-5で初の決勝進出
鹿島アントラーズをクラブ史上初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝に導いたのは、“ジーコの秘蔵っ子”だった。24日に行われた水原三星との準決勝第2戦、鹿島は一度は合計スコアで逆転を許したものの、アウェーゴール3得点で3-3、合計スコア6-5で勝ちきった。この試合で1得点1アシストをマークしたMFセルジーニョはジーコTDから「決勝に行って負けたら意味がない」と言われていることを明かし、早くも必勝を期した。
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「本当にチーム全員で、チームメイトのおかげで勝つことができた。決勝の舞台の切符を手に入れたわけで、決勝でトロフィーを手にすることを目標としたいです」
殊勲の背番号18は試合直後のフラッシュインタビューで開口一番こう語った。この日の撃ち合いは、セルジーニョがいたからこそ鹿島は切り抜けられた。
前半24分、左サイド約35メートルの位置で得た直接FK。キッカーのセルジーニョが蹴ったボールはゴール前に走り込んだ元日本代表DF山本脩斗が頭で合わせて先制。後半に入ると8分間で3失点を喫したものの、元日本代表DF西大伍のゴールで合計スコアを戻して迎えた後半37分、右スローインからFW鈴木優磨がつないだボールを、ゴール前にいたセルジーニョが右足一閃。相手GKのニア上を打ち破り、決勝進出を事実上決める一撃となった。
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