サウサンプトン吉田 デンマークの伏兵相手のドローで及第点もチーム最低評価
今季初の右SB先発! 英代表DF復帰でセンターバックから遠のく?
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也はヨーロッパリーグ(EL)プレーオフでFCミッティラン(デンマーク)とのホーム初戦で右サイドバックとしてフル出場。伏兵相手に1-1でドローに終わった一戦で吉田は地元メディアにチーム最低タイの評価を受けている。
英地元紙「デイリー・メール」の採点で、右サイドで奮闘した吉田に6点という及第点を与えながら、これがチーム最低タイの評価となった。後半アディショナルタイムには左SBターゲットからのクロスにヘディング合わせた。ポストを叩く一撃を放つなど、なあわや得点という場面も作ったが、伏兵相手に攻めきれず、アウエーゴールを与えて不利になる状況からフォンテ、コールカーというセンターバックコンビら4人とともに最低評価で並んだ。
得点を決めたFWジェイ・ロドリゲスが7.5点の最高評価をゲット。イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレが7点で続いている。
サイドで奮闘した吉田だが、本職のセンターバックで起用されたリーグ戦2試合は未勝利(1分け1敗)。移籍市場閉幕が近づく中、チームも新たなセンターバックの補強に動く状況で、ここまで十分なアピールをしているとは言い難い。イングランド代表DFコールカーの副鼻腔感染症からの復帰によりサイドバックで起用されているように、定位置を確保できているわけではない。今後の起用法には注目が集まりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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