古巣撃破のC・ロナウド、二大紙を含む伊メディアは高評価続出 「全てが美しかった」
先制ゴールに絡んで古巣ユナイテッド撃破に貢献し、「6.5点」以上の評価が並ぶ
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間23日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)H組の大一番、敵地マンチェスター・ユナイテッド戦にフル出場。先制ゴールに絡み、1-0の勝利に貢献した。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、翌日のイタリアメディアによる採点をまとめて掲載したが、高評価が並んだ。
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ロナウドは前半17分、右サイドから速いクロスをニアサイドに入れると、コロンビア代表MFフアン・クアドラードが飛び込み、こぼれ球をアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが押し込んだ。ロナウドは前半に直接FK、後半に鋭いミドルシュートを放ったが、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアのスーパーセーブに阻まれた。2003年から09年まで所属した古巣対決を勝利で終え、チームはグループステージ突破に王手をかけている。
最も高い評価を与えたのは、イタリア紙「トゥット・スポルト」と「ガゼッタ・デロ・スポルト」の二つで、「7.5点」と評価した。ガゼッタ紙は「CR7は戦士であり、舵取り役」と、チームを牽引するようなプレーが光ったと評価している。また、トゥット・スポルト紙は「チームへの奉仕的な精神で勝利をプレゼントした」と、献身的なプレーを評価した。
そしてイタリア紙「ラ・スタンパ」と「ラ・レプブリカ」に加え、「トゥットメルカートウェブ・コム」とユベントス専門のニュースサイト「トゥットユーベ・コム」が「7点」の採点を与えている。トゥットメルカートでは「ドリブル、ボールタッチ、シュートと全てが美しかった。この夜の主人公ではなかったというだけ」と、プレー内容の良さを表現している。
最も低い評価だったのはイタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」だったが、それでも及第点を越える「6.5点」だった。H組で最大のライバルと目されるユナイテッドを尻目に3連勝を飾ったユベントスは、決勝トーナメント進出に王手を掛けた。ロナウド自身は開幕戦でわずか29分で退場処分となり、翌節が出場停止。まだこのCLでゴールはないが、ユベントスのCL優勝へ向けたキーマンとしてプレーの出来自体は高い評価を受けている。