海外メディアが“候補者30人”から選定 「バロンドール受賞に値しない5選手」は?

(左から)ポグバ、ネイマール、ベンゼマ【写真:Getty Images】
(左から)ポグバ、ネイマール、ベンゼマ【写真:Getty Images】

お騒がせストライカーに、所属クラブで苦戦中のロシアW杯王者らも選出

 フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」は、今月8日に2018年度のバロンドール候補選手30人を発表した。2年連続で受賞しているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)や、2018年のFIFA年間最優秀選手賞など個人賞二冠を獲得したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)らが順当に選出された。一方で衛星放送「FOXスポーツ」は、その候補からブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)らをピックアップし、「バロンドール受賞に値しない5選手」を紹介している。

 1956年に創設されたバロンドールは、2010年のFIFA(国際サッカー連盟)とのパートナーシップ締結により、名称をFIFAバロンドールに改名。だが、契約満了に伴って提携を解消し、昨年からルールも改正された。候補者は30人に増え、最終候補者の発表も廃止。年末に受賞者と、最終順位を発表する形となった。そのため、最終発表まで30人の候補者全員に最後までチャンスがある。

 そして、海外メディアが選ぶ不名誉な5選手の1人として、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(レアル)が入った。過去に起こした恐喝事件の影響でフランス代表から追放され、母国が優勝を果たしたロシア・ワールドカップ(W杯)への出場を逃した。さらに、クラブでも47試合で12ゴールという結果しか残せず、このお騒がせストライカーは候補には入っていてもバロンドールにはふさわしくないと見られたようだ。

 その他には、フランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)は、ロシアW杯では結果を残したものの、所属クラブではあまり良いパフォーマンスを披露できていないため、このリストの中に入っている。

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